今回のコンポーネント代替計画でこのパートが一番肝かなと思っていましたが、果たしてどうだったのでしょうか?
当初クランクの取り付けに関してトルクレンチが必要だと考えていましたが、クランク締め付けるためだけに数万円の投資をするということに二の足を踏んでいました。
何回か購入手前まで行きましたが実際自分の手で締め付けてみて、ガタが出たりしたら購入することにしていたのですが、結論から言うとカンパニョーロクランクの締め付けに関して個人的にはトルクレンチいらないかな? という考えに至っております。が、カンパニョーロ公式ではトルクレンチ使う必要があると記載されてるので、あくまで個人的な感想と思ってください。
さて作業開始。
まずはクランクの脱着に使うカンパニョーロ純正アタッチメント「ウルトラトルク アクシルボトルツール」を用意。

※これです。

※アタッチメントに10mmの六角レンチを差して外します。正ネジです。
そういえば今回以前購入したKTCの六角レンチセットが非常に役に立ちました。
大きさも十分ですし、なによりも金額がお安いです。
1万円以上するような六角レンチがいいとのことですが、この六角レンチの費用対効果はかなり高いと思います。
![]() | KTC ボールポイントL形ロング六角棒レンチセット HL259SP |
クリエーター情報なし | |
京都機械工具 |

※ネジを取り外して。

※クランクの抜け止めの役割をしているクリップを取り外すとクランクが抜けます。
今回のケンタウルはウルトラトルクのためこのように取り外せますが、近年アテナ以下のコンポーネントはパワートクルといってシマノのクランクの形状に似ていますが、似て非なるものでかなりマニアックな専用工具がないと取り外せないようです。ご自身でクランクの脱着をする方はウルトラトルクを選ぶのが必然なのではないかな? と思います。

※ウルトラトルクのシルバークランクはかなり価値があると勝手に思っております。

※軸が中央で分断されているのがウルトラクランクです。
今回BBは流用するのでBB内を洗浄するのみです。

※当然汚い‥。

※まぁ綺麗になりました。

※やはり細いフレームはかっこいい。
ここでコーラスクランクの登場。
軸の部分にカンパニョーロ高級グリスを塗りました。

※シマノのグリスと真逆でかなりサラサラしたグリスです。

※クランク右側差したった&グリス溢れたったの図。
左側クランクも差して左右のクランク軸がまっすぐになるようにしたら、クランク軸にネジをつけます。
ここは緩んでほしくないので、ネジの緩み止めのために「ロックタイト222」を使いました。

※「ロックタイト222」は低強度タイプとのことです。

※塗り足らないかな?
さてここからが本番です。
このコンポーネント代替計画をしようと思って時からクランクの締め付けが心配だったのですが、よくよくこのウルトラトルクの構造を見たらかなりの強度で締め付けてしまっていいんじゃないか? という気になってきました。
というのもネジを締め付ける際にカーボンが関係していないんですよね。
カンパニョーロはこの締め付けに42〜60Nmの範囲を指定してますが、結構強く締め付けても問題を感じませんでした。

※締め付けた際も、実際自転車に乗ってもガタがでたりしている様子は皆無です。この状態でかなり強く締め付けました。
ということで一番心配していたクランクの取り外し、取り付けは拍子抜けするほどさっと終わりました。
明日はフロントディレイラーとリアディレイラーの取り付けになりますが、ここまでスムーズにいっていたコンポーネント代替計画がいよいよ嵐に巻き込まれます!(笑)

※次回予告篇(笑)
![]() | カンパニョーロ アテナ11S ウルトラトルク コンパクトカーボンクランクセット 172.5mm |
クリエーター情報なし | |
カンパニョーロ |
![]() | カンパニョーロ アテナ パワートルク 11S コンパクト アルミクランクセット 170mm 50X34(FC11-AT040) シルバー |
クリエーター情報なし | |
カンパニョーロ |
↓自転車ブログランキングに参加しています。クリックして応援していただけると嬉しいです!

にほんブログ村